甲状腺専門外来 基本診療の流れ

予約 事前にお電話でご予約下さい。
受付 受付にて診察券・保険証を提示ください。
問診 体重・血圧等測定。初めての患者さまには病歴等をお聞きいたします。
診察 甲状腺を専門としている経験豊富な医師が視触診いたします。
超音波検査 超音波を使い甲状腺の大きさ・しこり等を調べます。
採血 甲状腺ホルモン等を調べます。
結果説明 当日に説明する場合と、後日説明する場合があります。
お薬処方 お薬が必要と判断した場合には、院外処方をおこないます。

※患者さまに応じて、診察後に「穿刺吸引細胞診」、「CT検査」、「シンチグラム」を行う場合があります。

甲状腺とは?

甲状腺ホルモンを作り、それを分泌している臓器です。
甲状腺はのど仏の下に蝶の羽を広げたような形で、気管を抱きこむように存在します。
重さは正常で15~20gぐらいです。
体内には様々なホルモンが存在し、それを作る臓器がありますが、ホルモンを産生・分泌する臓器を内分泌腺と呼びます。
ホルモンはごく微量で体に大きな影響を与える特徴があり、その中のひとつである甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を活発にする働きがあり、各栄養素や水分の代謝がうまく回ることができます。
甲状腺ホルモンが不足すると体の様々な代謝が阻害され、また、子供にとっては、正常な身体、知能の発達のために甲状腺ホルモンは必須のホルモンです。

糖尿病外来 基本診療の流れ

受付 受付にて診察券・保険証を提示ください。
問診 初めての患者さまに、これまでの経過や、日常生活の状況(食事・運動・仕事・ご家族のことなど)を伺います。これは、今後治療を続けるうえでの基礎資料になります。
診察 糖尿病を専門としている経験豊富な医師が診察いたします。
採血・検尿 体重・血圧等測定。血糖値・ヘモグロビンA1c・尿糖等を検査します。
お薬処方 お薬が必要な場合には院外処方いたします。

※診察後に「糖尿病療養指導」や「栄養指導」を行う場合がございます。
※ご予約の際に、健康診断の結果や症状などをお聞きし、当日の来院時間や食事についてご案内させて頂きます。

その他

  • 糖尿病健康手帳
    受診時に行う検査の結果や治療経過を記録します。受診時に外来受付にお出しください。他の医療機関を受診される際にも必ずお持ちください。ご自分の病気の状態を常に知っておくことが治療効果につながります。
    そのためにもこの手帳を活用することが大切です。
  • 糖尿病療養指導
    日常生活でのお困りのことなど遠慮なく看護師(糖尿病療養指導士)にご相談ください。個別指導を行っています。

糖尿病とは?

糖尿病は加齢のほか日常の生活習慣が誘因となって発病するため、「生活習慣病」といわれています。
そして、糖尿病の患者数は年々増え続けています。
その理由は、現代社会そのものが糖尿病を増やす生活習慣を生みやすい構造にあるからです。
食べすぎ、運動不足、ストレス、アルコールの飲みすぎなど、どれをとっても現在増え続けている事柄で、外食産業の隆盛や自動車社会の繁栄、肥満の増加、ストレス社会など、糖尿病を招きやすい条件はたくさんそろっています。
 糖尿病の症状は気付きにくく、多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。しかし、その程度の高血糖でも合併症は着実に発症・進行していきます。
「症状がないから大丈夫」なのではなく、症状があれば血糖値はかなり高くなっているということです。
 高血糖がひどくなると初めて、のどが渇く、お小水が多い、トイレが近くなる、体がかゆい、できものができやすい、傷が治りにくい、足がつる、だるい、疲れやすい、物覚えが悪い、集中しない、眠い、お腹がすく、食べてもやせる、といった症状が現れてきます。
さらに、血糖値がきわめて高い状態では、昏睡に陥ることがあります。
自覚症状がないからと糖尿病を放置していると、高血糖は全身のさまざまな臓器に障害をもたらします。
とくに冒されやすいのは、神経と血管を中心とした臓器で、神経障害、眼球の網膜が障害される網膜症、腎臓の機能が低下する腎症の三つが起こりやすく、これを三大合併症と呼んでいます。